Illustrator
松原 健治　Kenji Matsubara

1957年富山県生まれ　
牡羊座　O型　

神奈川県鎌倉市在住。

２年過ごした藤沢から再び鎌倉に住まい兼仕事場を移しました。
海からは少し離れていますが、こちらも緑が多くて居心地のよい所です。

東京造形大学ではインテリアデザインを専攻。デザイン会社勤務を経て
１９９０年よりフリーランス。
女性や子供たちを中心に、生き生きとした表情や肌の色感を、色鉛筆と
紙の風合いを生かした重ね塗りで表現している。
’９１、’９３、’９５年ギャラリーハウス・マヤにて個展。

主な仕事は、広告（ポスター、カレンダー、パンフレット、PR誌）・
エディトリアル・装幀・ポートレートなどのイラストレーション。
２００５年、愛育社より初作品集「子どものころ」を出版。

好きな画家はクリムト、シ−レ、クノップフ、ワイエス、
イラストレーターではブラッド・ホランド、メル・オドン、ロバート・
ハインデルなど。　

　I graduated from Tokyo Zokei University
　Studied Interior Design
　It Worked in some Graphic design Companies.
　Freelance Illustrator since1990

　<Works>
　 Poster, Advertising, Bookcover, Magazinecover,
　 Magazine, Novelty, Leaflet,etc.

　<My favorite artist> Klimt,Schiele,Khnopff,
　<My favorite Illustrator>Brad Holland,Mel Odom

<Exhibition>

１９９１　　Gallery House MAYA「BLUE SHADE」　　　　
１９９３　　Gallery House MAYA「HEROINE」　　　　
１９９５　　Gallery House MAYA「KIDS」　　　　　　
１９９６　　THE 14TH MOON「Illustration Exhibition」
２００４　　Gallery Tika「Colored Pencil World」
　　　　　　　MANIFESTO GALLERY「The World of Nora Roverts」
２００６　　Chigasaki Art Museum 「Childhood」
　　　　　　　THE 14TH MOON「Childhood」
２０１０　　Gallery House MAYA「G i r l s」
２０１０　　THE 14TH MOON「G i r l s」

技法について

色合いやタッチが好きで、ずっと色鉛筆を使って描いています。

別の仕事をやりながら始まったイラストレーター業なので,準備や片付けが簡単な
ところも好都合でした。
　
人物画を中心にイラストレーションを描いていますが、特に女性や子供達の微妙な
肌の色合いや明暗をどうしたら美しく表現できるか考えた所から,今のスタイルが
生まれました。
　
そうは言っても私の技法は特別なものではなく、色鉛筆画の基本的な画き方に沿っ
ています。３原色の混色ですね。
　
まず最初に、青い色を使って影の部分を描写し、赤や黄色を重ねていく事で他の色
を出していきます。
なるべく少ない色数で微妙に色を混ぜ合わせていきます。

混ぜるといっても完全に別の色を作るというよりは、違う色が隣り合っている状態と
言った方が近いかも知れません。

その為には紙の目が重要なポイントになります。

ちょっと印刷の行程に似ているかもしれません。
　
色鉛筆はアメリカのサンフォード社（旧ベロール社）から出ているカリスマカラー

（旧プリズマカラー）。

イラストに出てくる横のラインはミューズコットンを使ったときの紙目が出ています。